出典:日本熱供給事業協会HP
地域熱供給は、熱供給施設で冷⽔・温⽔・蒸気などの熱源をまとめて製造し、地域導管を通じて一定地域内の建物群に供給するシステムです。熱源は冷房・暖房・給湯などに使⽤されます。
個々の建物で熱源設備を設置する『建物別冷暖房⽅式』に比べて『地域熱供給』は、熱源設備を一元化することにより各建物の機械室や屋上の省スペース化ができます。また効率のよい大型熱源設備を⽤いることで大気汚染や公害を防止し、温室効果ガスを低減させる事ができます。
地域熱供給は1970年に大阪の千⾥中央地区で全国ではじめて運⽤開始し、今では約140地域で導入されています。
出典:経済産業省「地域熱供給」パンフレット